Sex & Love

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「体の関係」と「心の絆」の違い|本質的な親密さを築くために知っておきたいこと

「体の関係」と「心の絆」の違い|本質的な親密さを築くために知っておきたいこと

by

Inner Library Editorial Team

2025/06/12

「親密さ」について考えるとき、多くの人が身体的な近さや性的な関係を思い浮かべます。しかし、本当の親密さはそれだけではありません。心理学の研究によると、親密さとはお互いの心を開き、弱さも受け入れ合える深い信頼関係を指します。

「親密さ」について考えるとき、多くの人が身体的な近さや性的な関係を思い浮かべます。しかし、本当の親密さはそれだけではありません。心理学の研究によると、親密さとはお互いの心を開き、弱さも受け入れ合える深い信頼関係を指します。

親密さにはどんな種類があるのか

親密さは主に三つの形で現れます。どれか一つだけでなく、これらがバランスよく揃っていることで、より深く満たされる関係が築かれやすくなります。

感情的な親密さ

感情的な親密さは、相手と心の距離が近く、安心して自分の気持ちや考えを話せる関係です。お互いを受け入れ合い、弱さも見せられることで、深い信頼とつながりが生まれます。日常の会話や静かな時間の中でも、支え合える感覚が育ちます。

身体的な親密さ

身体的な親密さは、手をつなぐ、ハグ、キスなど、触れ合いを通じて感じる親しさです。性的な意味に限らず、安心感や信頼感、絆を深める役割があります。アイコンタクトや寄り添うだけでも、身体的な親密さは生まれます。

性的な親密さ

性的な親密さは、性的な行為や愛撫、抱き合うことなどを通じて感じるつながりです。単なる性行為だけでなく、信頼や安心感があることで、より深い満足感や心の結びつきにつながります。

なぜ「体の関係」だけでは満たされないのか

体だけの関係が続くと、空虚さや物足りなさを感じることがあります。相手と心を通わせる機会が減ることで、次第に心の距離が広がり、自分の気持ちにも蓋をしてしまいがちです。その結果、自分自身を大切にする感覚が弱まることもあります。

自分の気持ちに向き合うための視点

関係の本質を見直す

「体の関係があるから大丈夫」と思い込まず、今の関係で自分が本当に求めているものは何か、一度立ち止まって考えてみてください。自分の気持ちに向き合うことで、これまで気づかなかった本質的な望みや不安が見えてくることがあります。

自分の気持ちを大切にする

どんな関係性でも、あなたが感じている不安や迷い、望みは無視してはいけない大切なサインです。自分の気持ちを認めることで、新しい気づきや、より良い関係へのヒントが得られます。自分の感情に正直になることは、自己理解や相手との信頼につながります。

小さな変化から始める

一度に大きな変化を求める必要はありません。まずは自分の気持ちを少しずつ言葉にしてみたり、相手の話に意識的に耳を傾けてみたりすることから始めてみましょう。率直に話し合う機会を作るなど、日常の中でできる小さな行動を積み重ねることで、関係性は少しずつ深まっていきます。

本質的な関係を目指して

完璧な関係はありませんし、正解も一つではありません。大切なのは、自分の気持ちに正直になり、より本質的な関係を探していく姿勢です。その過程で生まれる感情や気づきを、道しるべとして大切にしていきましょう。

Reference

  • van Lankveld, J., et al. (2018). The association of intimacy and sexuality in daily life. Journal of Social and Personal Relationships, 35(4), 557-576.

  • Mollaioli D, et al. (2021). Benefits of sexual activity on psychological, relational, and sexual health during the COVID-19 breakout. The Journal of Sexual Medicine, 18(1), 35-49.